【四日市】三重県四日市市曽井町の神前小学校の5年生31人が18日、5月に取り組む田植えに向けて、もち米の苗床を作った。
校内の中庭で、コミュニティスクールかんざき運営委員会(生川宗利委員長)のメンバー7人が指導した。児童らは3、4人ずつのグループになり、縦30センチ、横60センチの苗箱に土を入れて水をかけ、「喜寿もち」の種もみを均等にまいた。
苗床はそのまま中庭で保管し、児童らが観察する。20日で20センチほどの苗に成長するという。岸本希彩(のあ)さん(10)は「これから苗が成長していくのを見るのが、とても楽しみです」と笑顔で話した。
もち米作りは毎年5年生が、総合的な学習の一環で取り組んでいる。田植えをした後、9月に稲刈りを体験し、地域の人にもち米を販売したり、12月には餅つきを予定している。