伊勢新聞

私の愛する四日市テーマに 四写協が写真展 三重

【「私の愛する四日市」をテーマに撮った作品コーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】わがまち四日市を記録しようと活動している四日市写真協会(三井武会長)は18日、三重県四日市市安島の市文化会館第3展示室で「第24回・四写協写真展」を開いた。会員14人の作品123点を展示している。20日まで。

「私の愛する四日市」をテーマに、早朝のコンビナートを撮った「コンビナートの朝」シリーズ、取手神社の「鯨船行事」、南部丘陵公園バラ園の「フラワーゲート」など、市内各地の風景を切り取ったA4サイズ作品が並ぶ。また、亀山市関町の伝統イベントを捉えた3枚組写真「街道まつり」など、自由テーマの作品も展示している。

今年2月に亡くなった中西一夫講師の遺作6点も展示、追悼している。同会は平成10年に発足。奇数月の第2日曜日に同市蔵町のなやプラザで研さんしている。三井会長(86)は「講師不在になりましたが、それぞれの思い入れのあるテーマ作品も、自由作品も見応え十分です」と語った。