
【伊勢】5月5日の「こどもの日」に向け、三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社で、参拝者に授与するこいのぼり作りが進んでいる。
子どもたちの健やかな成長に願いを込め、神職や舞女(ぶじょ)たちが、3月下旬から作業を続けている。木製の棒に、体長約70センチのこいのぼりと神社の短冊を取り付け、今月末までに約700本を用意する。
作業していた舞女の柳谷実優さん(23)は「子どもたちが元気に過ごせるよう、一つ一つ丁寧に奉製しています」と話していた。
こいのぼりは、紺とピンク色の2種類があり、5月5日まで、境内で授与(初穂料800円)している。また、今月下旬には、町内の保育園児らを招き、こいのぼりを贈る予定だという。