こいのぼり35匹、大空泳ぐ 亀山・下庄町の農村公園 三重

【大空を泳ぐこいのぼり=亀山市下庄町の農村公園で】

【亀山】三重県の亀山市下庄町自治会(伊藤昌美会長)はこのほど、同町内の農村公園に、地元住民らから寄贈された「こいのぼり」35匹を揚げた。5月10日まで。

同町の江ノ木子供会が協力し、今年で28回目となる。

こいのぼりは、子どもが大きくなり、いまでは揚げなくなったり、処分に困っている家庭から募った。高さ約11メートルの2本の支柱にワイヤを張り、色とりどりのこいのぼりがつながれている。子どもらは登下校の毎日、大空に泳ぐこいのぼりを眺めているという。

伊藤自治会長(71)は「地域の子どもたちが皆、健やかに成長し、温かい心を育むよう、願いを込めて揚げた」と話していた。