優しい色合いの絵画40点 おおたさん、度会町で個展 三重

【優しい色合いで描いた絵画が並ぶ会場=度会町上久具の「木ままな美術館cafe萌音」で】

【度会郡】三重県度会町上久具の「木ままな美術館cafe萌音」で、四日市市の絵描き、おおたはるかさん(31)の個展「てんてん日和」が開かれている。30日まで。木、金曜は休館。

子どもの頃から、絵を描く祖父と母の姿を見ているうちに自然と絵に興味を持ったおおたさんは、奈良芸術短期大学洋画コース・専攻科を卒業後、働きながら作品制作に取り組み、個展やグループ展を各地で開いている。

今回は3年ぶりの個展。岩絵の具や水彩絵の具、色鉛筆などの画材を使い、色がよりきれいに見えるような配置や組み合わせを考えながら、優しい色合いで描いた女の子や花、チョウをモチーフにした作品など約40点が並び、訪れた人の目を楽しませている。

おおたさんは「木ままな美術館の心地いい空間で、絵を見ながらほっとしてもらえたらうれしい」と話していた。