伊勢新聞

給食に釣り針混入か 伊賀の小学校、けが人なし 三重

【給食に混入していた釣り針とみられる異物(伊賀市教委提供)】

【伊賀】三重県の伊賀市教委は15日、市立友生小(同市夢が丘2丁目)の給食で提供された白身魚のフライに、釣り針のような物が混入していたと発表した。けが人はいなかった。

市教委によると、異物は長さ約20ミリで金属。6年の教室で14日午後0時45分ごろ、白身魚のフライを食べていた児童が口の中に異物があるのに気付き、教諭に報告した。

この日は教員の分を含めて402食が提供された。同校は全校児童に白身魚のフライを食べないようにさせたほか、学校内の給食室を点検。保護者らには謝罪の文書を送付した。

混入の原因は分かっていないが、同校は釣り針が魚に刺さっていた可能性があるとして、魚の納入業者に検証や再発防止を要請した。16日以降の給食も通常通り実施する方針。