「みえ女性議員ネットワーク」設立を報告 県議会議事堂でフォーラム、連携強化

【「みえ女性議員フォーラム」に出席する議員ら=県議会議事堂で】

県内の女性議員らは15日、県議会議事堂で開いた「第17回みえ女性議員フォーラム」で、超党派の女性議員らでつくる「みえ女性議員ネットワーク」を設立したことを報告した。

議員らによると、ネットワークは女性の県議らが発起人となって3月3日付で設置。フォーラムは開催のたびに世話人を決めていたが、今後は県議らがフォーラムの企画や運営を担う。

「三重の女性たちよ、元気に前へ!」をテーマに、社会課題の解決に取り組む。設立趣意書では「あらゆる人が生きやすく、暮らしやすい社会づくりにつながることを目指す」としている。

この日のフォーラムでは、杉本熊野県議がネットワークの設立を報告。「フォーラムで積み重ねた実績を踏まえ、これまで以上に女性議員同士が連携して継続的に取り組んでいく」と語った。

正副議長や一見勝之知事が来賓で出席。一見知事は県内のジェンダーギャップ指数(経済分野)が46位となっていることを紹介。「実りのある議論をしていたただきたい」と激励した。

また、フォーラムではNPO法人「MCサポートセンターみっくみえ」の松岡典子代表が「命と性を考える~妊娠SOSの現場から~」と題して講演。参加者らによる交流会もあった。