
【南牟婁郡】第24回全国小学生ソフトテニス大会のダブルス4年生以下の部で優勝した上野昊さん(9つ)=三重県紀宝町立成川小4年=が10日、町役場を訪れ、西田健町長に大会結果を報告した。
上野さんは家族の影響で五歳から地元の「成川スポーツ少年団」に加入し、週に3回練習で汗を流す。KSTC所属の濱田蓮さん(9つ)=熊野市立金山小4年=と2年時からペアを組んでいる。
2人は毎大会の1週間前から数回、合同で基礎練習などに励み、サーブやレシーブの技術を高め合っている。昨年12月の県大会で優勝し、175組で争う今年3月の全国大会に出場した。
昨大会は予選2位トーナメント初戦敗退に終わり、ベスト8を目標に掲げて臨んだ今大会。予選リーグを4戦全勝で1位通過すると、決勝トーナメントでは6戦中3度のフルセットを制した。
上野さんは「決勝の相手は強敵だった。相性を高めて2連覇したい」と話した。西田町長は「これからは追われる立場になる。年齢を重ねても日本一を目指して活躍してほしい」と激励した。