「飯高駅コテージ」オープン 三重県内道の駅初の宿泊施設 松阪市長らテープカット

【オープンした飯高駅コテージ=松阪市飯高町宮前の飯高駅で】

【松阪】三重県松阪市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」に11日、「飯高駅コテージ」がオープンした。道の駅にある宿泊施設は県内初となる。

同市がコテージ3棟を約6千万円かけて整備し、同駅へ貸与する。コテージは木造平屋建て延べ床面積30平方メートル。定員4人。1棟はベッドの洋風、2棟は和風。トイレ、シャワー、洗面台、簡易シンクを備える。ウッドデッキでバーベキューができ、コンロを貸し出す。

宿泊は1人から4人まで。料金は休前日や夏休みが4人2万5千円、平日は同2万1千円。ネットで予約する。

27日までオープニング特別プランとして、「レストランいいたか」食事券や「香肌峡温泉いいたかの湯」入湯券、特産品販売所「いいたかの店」商品券が付く「飯高駅満喫プラン」などを提供する。

竹上真人市長や田中正一駅長がテープカットして開業を祝った。

竹上市長は「温泉が大きな強み。素泊まり環境としてものすごくいい。家族がターゲット。櫛田川でのカヌーやまつさか香肌イレブンの登山、サイクリングなど飯高の自然を満喫してほしい」とあいさつ。

田中駅長は「眼下に櫛田川を望め、和める。観光の拠点として利用できる」とアピールした。