火渡り行事やドクターイエロー撮影 津で「写真集団友光会」展 三重

【「写真集団友光会」の作品が並ぶ会場=津市西丸之内の津リージョンプラザ3階ギャラリーで】

【津】写真愛好家でつくる「写真集団友光会」(松岡衛代表、会員8人)の第48回写真展が、三重県津市西丸之内の津リージョンプラザ3階ギャラリーで開かれている。各自のテーマで撮影した70―90代の会員らの近作33点を展示している。13日午後4時まで。

同会は昭和52年創設の団体。月1回の例会に作品を持ち寄って研さんを積み、年1回の作品展で成果を発表している。

草むらに自転車が並ぶ「休日寸景」、津観音の火渡り行事の連作「霊山の送り火」、満開のヒマワリ畑と点検用新幹線車両「ドクターイエロー」などが並ぶ。長く同会で活動し昨年12月に96歳で亡くなった藤村彰一さんの、しだれ桜の巨木を捉えた遺作も展示している。

松岡代表(76)=津市高茶屋小森町=は「光と影を大切にすることをメインに、皆が自由に撮った作品を見てほしい」と呼びかけている。