
三重県津市夢が丘1丁目の県立公衆衛生学院は8日、46回生の入学式を開いた。18―30歳の新入生30人が出席し、歯科衛生士の夢に向けて知識や技術の習得に励むと誓った。
伊川桃菜さん(18)が代表で誓詞。「予防歯科や口腔機能の向上が重要視される中で、医療に携わる覚悟を持って入学しました。一人一人が夢を実現させるため、日々努力します」と誓った。
西口輝学院長は「歯科衛生士は生涯にわたって健康を支える。社会に貢献できる人材になってほしい」と式辞。「常に目標を持って立ち向かえば必ず乗り越えられる」と激励した。
県歯科医師会の稲本良則会長や県歯科衛生士会の笹間滋代会長らが来賓で出席。服部浩副知事は「県内で歯科衛生士として活躍されることを期待する」とする一見勝之知事の祝辞を代読した。
同校によると、新入生らは3年間、歯科衛生学科で歯科衛生士として必要な知識や技術を学ぶ。同学科は昭和55年の設置以降、卒業生全員が歯科衛生士の国家試験に合格している。