
【鳥羽】任期満了に伴う三重県の鳥羽市長選(13日投開票)が6日告示された。元市教育長で新人の小竹篤候補(69)=安楽島町=、元市議で新人の山本哲也候補(46)=屋内町、自民党推薦=、現職の中村欣一郎候補(66)=安楽島町、自民党推薦=(いずれも無所属、届け出順)が立候補し、市内各地で舌戦を繰り広げている。候補者3人の公約を紹介する。
鳥羽を変えよう
小竹篤候補69無新
鳥羽を変えよに!
①みなとまち再生
鳥羽駅―ドルフィン公園へ高架歩道デッキ設置、パールビル跡地の活用、鳥羽駅―ミキモト真珠島―鳥羽水族館―なかまち―岩崎通りへの回廊づくり、ヨットハーバーの誘致、市民の声を大切にする「市政懇話会」の定期開催。
②若者世帯の定住
若者世帯の住宅取得に補助金、ガリバー公園(鳥羽市民の森公園)の整備と遊具の充実、とばっこキッズクラブ設立(支援プログラムとネットワーク構築)、通学補助・医療費無償化を高校生まで拡大、学校給食食材の地産地消促進、第3子以降の給食費無償化、学童保育の受け入れ拡充。
③鳥羽の暮らしを守る
佐田浜駐車場料金値下げ、敬老パスなどの高齢者生活支援、子育てパスの発行、歴史・文化・芸術・健康活動の機会充実、鳥羽市内の経済循環(ポイント制の導入)、海環境と森林環境を守る政策の推進。
④災害から鳥羽を守る
地域防災力の向上、避難所(体育館など)の空調化、事前復興計画の策定、災害に備えたインフラ整備。
3つの「C」で新しく
山本哲也候補46無新
ともにつくろう新しい鳥羽
Challenge(チャレンジ)挑戦する市民・企業を支える。挑戦する市役所に。
Connect(コネクト)誇れる鳥羽を次世代につなぐ。
Create(クリエイト)新しい鳥羽をつくる。3つの「C」でチェンジ!鳥羽を目指します。
①ふるさと納税倍増・宿泊税導入など稼ぐ力の強化。
②子育て・高齢者医療・福祉・教育の充実、行政サービス向上・廃止サービス復活。
③暮らしやすい鳥羽に育てやすい鳥羽、市民幸福度を高める。
④選ばれる鳥羽に住み続ける鳥羽、移住・定住率増。
⑤観光の魅力アップ、エリア価値が上がる、わくわくする鳥羽に
この五つを柱に、駅前再開発の加速化▽ゴミ袋の値下げ▽お出かけ支援▽保育環境の充実▽出産祝い金拡充▽学童保育負担軽減▽給食の充実化▽学校体育館の空調整備▽避難路整備▽起業支援・企業誘致▽人手不足の解消▽空き家の解体補助▽観光客滞在長期化・消費額UP▽インバウンド倍増▽持続可能な漁業の推進|に取り組む。
海の恵みでつなぐ
中村欣一郎候補66無現②
誰もがキラめく鳥羽 海の恵みがつなぐ鳥羽
①コンパクト+ネットワーク(まちの最適化)
バスや定期船など移動手段の確保、移動販売車を郊外に巡回させる、ネットショッピングやオンラインで事務手続き。
②鳥羽駅周辺エリアのまちづくり
同エリアのまちづくりを進め、観光と水産業の発展につなげる。
③市民の命を守る
医療と福祉の連携強化、事前防災の強化、避難所環境の向上、高齢者のお出かけ支援。
④海のシリコンバレーで稼ぐ
海洋研究の一大拠点として進化させ、鳥羽ならではの「稼ぐ」を創出。
⑤地域の宝、子どもたちの未来のために
海洋教育や英語教育など鳥羽ならではの教育推進。安心して子育てができる環境の整備。
⑥まちを活性化させる
水産業の再興、農林水産業と観光の連携推進、若者の雇用・起業を応援、空き家の解消。
⑦頼れる市役所にするために
職員のスキルアップの機会を増やす、職員が心身ともに健康に働ける職場環境をつくる。
⑧離島架橋の実現に再チャレンジする。