伊勢新聞

伊勢志摩アンバサダーに歌手の相川七瀬さん 楽曲提供など地域にゆかり 三重

【伊勢志摩アンバサダーに就任し、初代の尾崎さんと握手をする相川さん(左)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の伊勢、志摩、鳥羽と南伊勢の3市1町などで構成する「伊勢志摩観光コンベンション機構」は、歌手の相川七瀬さん(50)を、伊勢志摩地域の魅力発信を担う「伊勢志摩アンバサダー」に任命した。

「夢見る少女じゃいられない」などの曲で知られる相川さんは、折に触れて伊勢神宮に参拝に訪れていて、平成28年には市内の「伊勢神宮奉納全国花火大会」に楽曲を提供。また、内宮、外宮に歌を奉納するなど、この地域にゆかりがある。

任命式が6日、伊勢市役所で開かれ、相川さんが、同機構会長を務める橋爪政吉志摩市長から任命証を受けた。相川さんは「神聖な空気感、ここにしかない特別な景観があり、心がほっとする」と伊勢志摩の印象を語った。「今年はデビュー30年の節目。自分をここまで導いてくれた伊勢志摩のために、地域のすてきなところを発信したい。魅力を国内外に伝えていけたら」と話した。

伊勢志摩アンバサダーの任命は、平成29年に就任した伊勢市出身のモデル尾崎ななみさんに続き、相川さんが2人目。