
【伊勢】春の全国交通安全運動(15日まで)に合わせ、三重県伊勢市朝熊町の伊勢フットボールヴィレッジ駐車場で7日、交通取り締まりや、広報啓発にあたる部隊の出発式が開かれた。
伊勢署と管内の市町などで構成する伊勢・度会地区交通安全対策協議会の関係者や同署員ら約70人が参加。濵井良太署長は「管内の交通事故件数は減少傾向にあるが、死亡事故は発生している。事故のない安全安心な地域社会の実現に向け尽力いただきたい」とあいさつした。続いて、白バイやパトカー、広報車がパトロールに出発した。
署によると、管内の今年の人身事故件数は3月末時点で51件と、前年同期より1件減少。死者数は1人で前年と変わらず。運動期間中は、飲酒運転など悪質危険な運転の取り締まり強化▽登下校時の見守り▽自転車利用者への指導などを重点に取り組む。