
映画の同人誌「シネマ游人(ゆうと)」第18号(A5判76ページ、300円)がこのほど、発刊した。特集は「2024年度日本映画回顧」と「映写技師は生きていた」。
同誌は林久登代表(三重県四日市市あがたが丘)ら映画ファンが年2回、春と秋に刊行している。
特集の日本映画回顧では、ベスト3として①「夜明けのすべて」②「侍タイムスリッパー」③「ぼくが生きている、ふたつの世界」を選出。3位は他に「アイミタガイ」「あんのこと」「ぼくのお日さま」「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」が同点で、地元の呉美保監督の③を選んだという。
「青春ジャック」を巡る評「もうめちゃくちゃ面白かった」「青春ドラマとしてはありきたり」など、さまざまな受け止めを楽しめる。
映画評の他に、「小津安二郎顕彰」の3本や、ミニシアター訪問「『大須シネマ』で映画を観る」などを掲載している。