「イオンタウン松阪船江」25日オープン マーム跡地に 三重

【25日に開業するイオンタウン松阪船江=松阪市船江町で】

【松阪】ショッピングセンター(SC)「イオンタウン松阪船江」(三重県松阪市船江町)の概要説明会が4日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津であった。「松阪ショッピングセンターマーム」の跡地に整備し、25日にオープンする。核店舗の「イオンスタイル松阪船江」と専門店の31店舗が入居する。

マームは平成4年に開店し、老朽化に伴い、令和4年に営業を終え、建て替えた。同5年に松阪公民館と松阪船江郵便局が先行して開業している。

SCは敷地面積約7万6千平方メートル、延べ床面積約2万7千平方メートル。駐車台数は1037台。鉄骨造り2階建て。従業員数は約530人。

「イオンタウン」(千葉市)がSCを開発・運営し、「イオンリテール」(同)がイオンスタイルを運営する。

イオンスタイルは1階が食品、2階がキッズ用品、カジュアル衣料、日用品、化粧品、医薬品。食品売り場は今月28日から24時間営業。

専門店は物販、サービス、飲食の31店舗。そのうち県内に本社がある企業は8店舗。「無印良品」「サイクルハウスミヤタ」「ユニクロ」「ダイソー」「サイゼリヤ」などが出店する。温浴施設の「松阪温泉GURUSPA」が今秋にオープンする。

イオンタウンの加藤久誠社長は「全国で159店舗目、三重県で11店舗目となる。三重中南部の中核都市の松阪市の中でも利便性が高い場所にある」「ターゲットは40、50代のファミリー。温浴施設が特徴になる」と話した。

イオンリテールの石河康明東海カンパニー支社長は「家族と一緒に一番快適に過ごせる身近な店を目指す」と述べた。

【会見する加藤社長(左)と石河支社長=津市内のホテルで】