1920人、新たなスタート 津・三重大で入学式

【伊藤学長(左)に答辞を読み上げる学部新入生総代の桐吉さん=津市栗真町屋町の三重大三翠ホールで】

【津】令和7年度三重大学入学式が4日、津市栗真町屋町の同大三翠ホールであった。満開の桜の下、学部1381人、大学院484人、編入学55人が新生活のスタートを切った。

今年の学部の新入生は県内45%、県外55%。伊藤正明学長は式辞で「この社会を生き抜く力を身に付けることは地域社会や日本、世界が持続可能な発展を遂げるために重要」とし「三重大学での学びと経験を通じて豊かな大学生活を過ごして」と激励した。

新入生総代の教育学部、桐吉花さん=県立四日市高出身=が答辞し「長い受験生活で培った力をもとにさらに学びを進めることが楽しみ。仲間と手を携えて未来へと歩みを進めたい」と決意を述べた。

式後には同大応援団によるステージがあり、学ラン姿の学生とチアリーダーが歓迎の演舞を披露した。生物資源学部の岩田康希さん=神奈川県藤沢市出身=は「応援団は迫力があった。三重は初めてだが人があったかい印象。勉強もサークルも楽しみたい」と抱負を述べた。