地域社会の発展に貢献 三交グループ入社式、11社に57人 三重

【竹谷社長(右端)に誓詞を読み上げる代表の2人=津市大門のホテル津センターパレスで】

【津】三重交通グループホールディングス(津市中央、竹谷賢一社長)は1日、同市大門のホテル津センターパレスで同グループの入社式を開いた。グループ会社26社のうち新卒者を採用した11社から18―28歳の計57人が出席し、新たな一歩を踏み出した。

式では竹谷社長が、社会人として意識してほしいこととして、使命感を持って働く▽失敗を恐れず挑戦する▽ワークライフバランス―の3点を挙げ「グループの未来を創るのは皆さん自身。新しい未来を一緒に築きましょう」とあいさつした。

新入社員を代表し三重交通の木村萌里さん(22)=四日市市出身=と三交不動産の寺町竜輝さん(23)=岐阜県北方町出身=が「お客さまの豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献する」と誓詞を読み上げた。

奈良県大和高田市出身で三重交通総合職の有村友葵さん(22)は「観光で訪れる中で三重の食や自然の豊かさを発見し、ここで働きたいと思った。自分の力で社会に貢献できる仕事に取り組みたい」、同社運転士の橋本理玖さん(18)=松阪市出身=は「地域の方や車に乗れない方の足として安心して乗ってもらえる運転士になりたい」と抱負を述べた。