
【四日市】三重県四日市市に本社を置く自動車部品メーカーの「住友電装」の入社式が1日、市内2カ所で行われ、新入社員が社会人としての第一歩を踏み出した。
総合職の127人は同市浜田町の本社で、一般職にあたる担当職の119人は同社四日市製作所(同市西末広町)でそれぞれ式に臨んだ。
自動車用ワイヤハーネスで世界トップシェアを誇り、同社グループは32の国と地域に106社を展開する。
式で漆畑憲一社長は「グローバル企業で働くことの自信と自負を持って、グループの将来を担う人材として成長することを期待しています」と激励した。
新入社員は研修を経て、それぞれの部署に配属される。総合職として採用された新入社員の保坂昴志(こうし)さん(23)は「改めて頑張ろうという気持ちになった。仕事を覚えながら、自分自身も成長していきたい」と話した。