伊勢各所で桜見ごろ 宮川堤や史跡、内宮周辺 三重

【見頃を迎えた桜=伊勢市の宮川堤で】

【伊勢】三重県伊勢市の各所で桜が見頃を迎えている。「日本さくら名所100選」に選定されている市内の宮川堤では1日、花曇りの下、花見を楽しむ人々が訪れていた。

市内を流れる宮川右岸の堤防沿い約一キロに、ソメイヨシノを中心に約700本が並ぶ。2人の子どもと訪れた30代の夫婦は「まだ少し早い感じだけど、とてもきれい。天気が良ければもっとよかった」と話していた。市の担当者によると週末にかけて見頃のピークとなりそう。6日まで、臨時駐車場(約150台分)が利用でき、夜間ライトアップ(午後9時まで)を実施する。露店の出店もある。

桜の開花に合わせ一般公開される同市岡本の国史跡「旧豊宮崎文庫」では、敷地内にある市の天然記念物「オヤネザクラ」が満開となった。山桜の一種で、咲き始めは花が白く、満開近くになると濃いピンク色に色づくのが特徴。敷地内ではオヤネザクラ2本のほか、約30本のソメイヨシノも楽しめる。史跡公開は6日まで。

伊勢神宮内宮周辺の五十鈴川堤では、ソメイヨシノの見頃に合わせ、河川敷やおかげ横丁で「五十鈴川桜まつり」を開催。川沿いに団子や甘酒などを販売する屋台が並ぶほか、夜桜のライトアップもある。6日まで。

おかげ横丁の飲食店「野あそび棚」と「とうふや」では、花見特別席を用意(要予約)。5、6日は横丁の太鼓櫓で、琴の演奏イベントもある。