1棟貸し民泊「ゆっ茶り」オープン 亀山に4月1日、空き家再生 三重

【民泊施設「ゆっ茶り」の室内を紹介する三谷社長=亀山市東丸町で】

【亀山】三重県亀山市下庄町の空き家再生事業に取り組む不動産業「太絆」(三谷太吾社長)が手がける、同市東丸町の民泊施設1棟貸し切り和風別荘「ゆっ茶り」が4月1日、オープンする。

【1棟貸し切り民泊施設「和風別荘『ゆっ茶り』」=亀山市東丸町で】

JR亀山駅から徒歩10分。木造平屋建て延べ床面積68平方メートル。和室(6畳)3室とシステムキッチン、洗面、浴室、トイレ、ワーケーションに対応できるWiFiを備える。家族連れやグループでの滞在を想定している。

三谷社長(40)は「市内にはビジネスホテルしかなく、民泊できる施設をと空き家を購入し改装した」「亀山の歴史的な関宿や亀山城跡、カメヤマローソクタウンなどの観光スポットを巡り、亀山の魅力に触れてもらえれば」と話している。

鈴鹿サーキットで開催するF1グランプリの観戦に、アメリカのコロラド州から来日する8人の予約が入っているという。

申し込みは民泊仲介ウェブサイト「Airbnb」(エアビー)。宿泊は最大9人まで。基本1泊4人で平日(月―木曜)は1万6500円。週末(金―日曜)は1万8千円。1人増えるごとに4千円追加。