松阪市、土性さん退職 五輪女子レスリング金メダリスト 至学館大コーチに 三重

【松阪】三重県の松阪市は27日、教育委員会事務局スポーツ課に勤めるリオ五輪女子レスリング金メダリスト土性沙羅さん(30)が31日付で退職すると発表した。4月から母校の至学館大学の学外コーチに就く。

同市出身の土性さんは選手引退後の令和5年、同市役所へ入庁。土性さんを核に「伝えたい!スポーツのチカラプロジェクト」が立ち上がり、小中学校への出前授業や、同市ゆかりのトップアスリートを取材するYouTube番組の製作に携わった。取り組みが評価され、スポーツ庁主催の「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰」を県内自治体で初めて受賞した。

土性さんは「もともと人前に出たり話したりすることが大の苦手。しかし出前授業は回数を重ねるたびに、時にはアドリブも入れた授業ができるようになった。実技を通じてレスリングに興味を持ってくれ、うれしく楽しい時間だった」「レスリングへの情熱が以前にも増して湧いてきた」とコメントした。

竹上真人市長は「期待を込めて送り出してあげたい。市ブランド大使として関わり続けてもらう」と話している。