鈴鹿PAにF1マシン 日本グランプリ前に展示 三重

【展示されたF1マシン「ウィリアムズホンダ FW11B」=鈴鹿市山本町の新名神高速道路鈴鹿パーキングエリアで】

【鈴鹿】4月4―6日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催する「F1日本グランプリ(GP)」を前に、市はこのほど、同市山本町の新名神高速道路鈴鹿PA「PIT SUZUKA」の地域資源PRコーナーで、F1マシン1台を展示した。6月30日まで。

展示車両は昭和62(1987)年のF1世界選手権に参戦した「ウィリアムズ ホンダ FW11B」で黄、紺、白色の配色が目を引くマシン。

鈴鹿サーキットで初開催の日本GPで、ネルソン・ピケ選手の年間優勝とHondaのチーム優勝という初のダブルタイトルに導いた貴重な一台。マシンはホンダコレクションホールから借り、パネル作成などはNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会が協力した。

担当の商業観光政策課は「歴史ある『SUZUKA』の歩みを振り返るとともに、間もなく始まるF1日本GPを楽しみにしてほしい」と話した。