
【四日市】三重県四日市市野田の絵画愛好家、爪橋敏さん(65)による「個展~神秘と幻想」が25日、同市新町のアートギャラリー「黒い森」で始まった。アクリル画や紙粘土の立体造形作品など約40点を展示している。30日まで。
京都・長岡天満宮八条ケ池のハスの花をモチーフに描いた「日本の自然ある池~古代蓮」シリーズ、ロシアとウクライナの戦争終結を願う2部作「日輪の悲嘆~大好きなヒマワリの寂しさ」などが並ぶ。
また、紙粘土で形作り、アクリル絵の具で彩色した迫力ある竜やペガサスなどの架空の生き物や、ツル、ライオン、草花などの立体造形も展示している。
爪橋さんは、教職員だった50代から独学で絵画を始め、今回が3回目の個展になる。「自然からインスピレーションを受け、自分なりに表現した作品です。見る人に思いが伝わればうれしい」と話していた。問い合わせは同ギャラリー=電話080(5117)4078=へ。