伊勢ブランド4品追加認定 ウイスキー、箸、郷土料理、焼き菓子 三重

【伊勢ブランドとして新たに認定された4つの商品=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の伊勢の歴史や風土をいかした特色ある商品を認定する「伊勢ブランド」に、新たに4つの商品が認定された。

市内を中心とした86の事業所が加盟する伊勢市産業振興会が、地域産品の認知度向上を目指し、市内に本社や本店を置く事業者を対象に、年に一度認定している。

新たな認定品は、伊勢志摩地域唯一の蒸留所でつくるクラフトウイスキー「ピュアモルトウイスキー神路」(伊勢萬)、日本の伝統色で彩った「伊勢桧八角箸」(YAMADA)、伊勢の郷土料理を再現した「新割烹柚子のあいまぜ」(新割烹柚子)、猿田彦神社の御神田の米を使った焼き菓子「みちひらきカヌレ」(ル・バンボッシュ)の4品。選ばれた品は、認定シールを貼って販売できるほか、同振興会ホームページで紹介される。認定は今回が5回目で、認定品は計54品になった。

市役所でこのほど、認定証授与式があり、各事業者の代表が認定証を受けた。伊勢萬の小林大介社長は「日本のウイスキーは世界でも注目される。伊勢と世界をつなぐ商品にしたい」と話していた。