県上野森林公園に苗木寄贈 三重トヨペット、環境保全活動

【神名所長にミモザアカシアの苗木を渡す井上社長(右)=伊賀市下友生の三重県上野森林公園で】

三重トヨペット(津市)は24日、伊賀市下友生の三重県上野森林公園で「第49回ふれあいグリーンキャンペーン」の苗木贈呈式を開き、同公園にミモザアカシアなどの苗木51本を寄贈した。

同社では地域に根ざした環境保全・緑化活動として、昭和51年から毎年三重県に苗木と緑の募金を寄贈する「ふれあいグリーンキャンペーン」を実施しており、県内に寄贈した苗木の累計本数は今回の寄贈も含め8390本となった。今年度は県を通じて希望があった県施設や学校など7カ所に300本の苗木を寄贈。県上野森林公園には「ミモザアカシア」のほか、「ナンキンハゼ」や「マンサク」など6種類の苗木が贈られた。

寄贈式では三重トヨペットの井上喜晴社長が県上野森林公園の神名清文所長に「ミモザアカシア」の苗木を手渡した。井上社長は「しっかり環境の取り組みをして地域の皆様から愛され、信頼される会社を目指していきたい」とあいさつし、神名所長は「自然の中で癒されて帰ってもらえる公園を目指している」と話し、「5年位すればミモザは2メートルくらいの高さになる。その時にはその花をみて癒される人が大勢いるのでは」と寄贈を喜んだ。

寄贈式終了後は同公園内花のテラスで同社従業員と家族約50人が「ミモザアカシア」の苗木の植樹を行い、親子などがスコップで穴を掘ったり、苗木とともに穴に入れた土や肥料など足で踏み固めたりしながら、作業を楽しんでいた。