
【津】津ロータリークラブ(志田行弘会長)は15日夜、三重県津市大門のホテル津センターパレスで創立75周年記念式典を開き、約120人が出席した。
志田会長は開会の鐘を鳴らし、「川喜多半泥子の長男壮太郎氏が戦前からロータリークラブをつくりたいと活動したが、戦争でできず、昭和25年になって認証を受けた。思いと伝統を引き継ぎながら歩み続けたい」と呼びかけた。
いずれも名誉会員の一見勝之知事と前葉泰幸同市長らが来賓として出席した。
一見知事は「県子ども基金に寄付をいただき、ありがたい。4月の県庁の組織改編で中小企業の皆さんに今まで以上に寄り添う」とあいさつした。
前葉市長は「リニューアルしたホールでの式典。大門・丸之内、津駅周辺も新しい姿を目指していかなければと決意を新たにした」と祝った。
祝賀会では、よさこいサークル「天狗(てんぐ)ぅ」のステージや、同クラブが支援した元ロータリー財団奨学生のピアニスト兼重稔宏さんのコンサートがあった。
記念奉仕事業として1月15日、同市丸の内のお城前公園に藤堂高虎ゆかりの藤棚を寄贈している。