【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスを修了した33期会(古川多恵会長)は15日、同市安島の市文化会館で「第6回作品展」を開いた。会員35人と講師3人による俳句、俳画、銅板工芸、水墨画、絵手紙の5部門と自由作品合わせて約160点を展示している。16日まで。
細密に刻んだ銅板工芸作品「風神雷神図」「金剛力士像」、墨の濃淡で躍動感あふれる馬の群れを生き生きと表現した「疾走」、「大空に海の絵草紙いわし雲」などの俳句や、自作句に絵を添えた俳画などが並ぶ。また、写真や竹あかりなど、会員らの趣味作品も展示している。
松阪散策のバスツアーやボランティア活動など、会員らの1年間の活動を紹介する会報の展示もある。来館者に会員の手作りエコたわしのプレゼントもある。古川会長(73)は「会員らがワクワク・ドキドキをテーマに創作活動をした1年間の成果をご覧いただきたい」と話していた。