
【亀山】三重県の亀山市は15日、同市東御幸町の市文化会館で、「第20回亀山市美術展表彰式」を開いた。
表彰式では、絵画、写真、書、彫刻・工芸の4部門で市長、議長、教育長、芸文協会長、地域社会振興会長、岡田文化財団の各賞を受賞した計24人に、櫻井義之市長らが表彰状を手渡した。
今年の4部門には、市内在住・在勤・在学の人と市内美術系サークルの会員らから応募のあった作品計93点の中から入賞作品を選んだ。
櫻井市長はあいさつで「どの作品も力作ぞろいで、皆さまの芸術への真摯(しんし)な姿勢を感じた。市の文化芸術推進に寄与することはもとより、亀山の魅力を一層高めるものと確信している」と受賞者をたたえた。
絵画部門で市長賞を受賞した、同市安知本町の山田いづみさん(30)は「初めての応募で市長賞をいただき光栄です。これからも、亀山の豊かな自然の表情を描きます」と話していた。