修繕工事を入札せず 松阪市、男性職員を戒告処分

【松阪】三重県松阪市は14日、修繕工事を分割発注して入札しなかった産業文化部課長補佐級男性職員(50)を戒告の懲戒処分とした。

職員は建設部当時の昨年2月、道路とフェンスの修繕工事で、まとめて入札するところを、入札の必要がない30万円未満の小規模修繕工事に分割して発注した。

職員は「発注の手続きが遅れた。入札すると時間がかかる。すぐ取りかかれると期待した」と弁明しているという。

竹上真人市長は「取扱要綱を定め徹底を図ってきた。非常に残念。指導を徹底していく」とコメントした。