伊勢新聞

「得た知識、糧に歩む」 鈴鹿医療科学大で学位授与式、615人巣立つ

【卒業生代表で謝辞を述べる尾﨑さん=鈴鹿市南玉垣町の鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学(豊田長康学長)は14日、同市南玉垣町の白子キャンパスで学位授与式を開き、1研究科の大学院生10人と、4学部9学科の学部生605人の計615人が卒業した。

豊田学長は各学科、専攻の代表にそれぞれ学位記を手渡した。

式辞では「ポジティブに世の中を捉え、夢を信じて挑戦し続けることが大切」と話し、「今日、皆さんが社会に旅立たれるこの瞬間から、それぞれの夢に向かって一歩一歩進んでいってください」とはなむけの言葉を贈った。

卒業生を代表し、薬学部薬学科の尾﨑海斗さん(24)が「私たちが本学で得た知識、技能、経験は私たちをさらに前進させる大きな糧となり、卒業生一人一人がそれぞれの理想を実現させるために、それぞれの道を歩んでまいります」と謝辞を述べた。