【鈴鹿】三重県鈴鹿市十宮町の市立河曲小学校(中野誉校長)で13日、新しい体育館の完成を祝う会があり、テープカットなどで喜んだ。
2月に完成した施設は、旧体育館の老朽化に伴い、敷地内に新築。鉄筋コンクリート、一部鉄骨造りの平屋建て。延べ床面積約977平方メートルで、旧体育館より約1・5倍広い。総工費は約6億円。
バレーボールやバスケットボールのコートを2面確保できる。会議室やアリーナへエアコンを設置し、熱中症予防や地域開放、災害時の避難所としての機能を備える。
式典には末松則子市長をはじめ、工事関係者や地域の代表者など46人が出席。テープカットがあり、代表者6人が紅白のリボンにはさみを入れた。
末松市長は「新たな河曲地区のシンボルの一つとなることを期待する」とあいさつし、工事関係者らに感謝状を手渡した。校区内の企業テイ・エス・テックが、どんちょうを寄贈した。
中野校長は「地域コミュニティの発展とともに、健やかな子どもたちの育成に大いに活用させていただきたい」と謝辞を述べた。