新入学児や園児の事故ゼロ願う 熊野RCとLC、交通安全用品を寄贈 三重

【三角田副会長(右)から目録を受け取る担当者=熊野市役所で】

【熊野】熊野ロータリークラブ(RC)と、熊野ライオンズクラブ(LC)は12日、来年度の新入学児に向けた交通安全用品を寄贈した。三重県熊野市など5市町村の約340人に届けられる。

新入学児の交通事故を防ごうと、RCは児童にランドセルカバー、LCは園児に通学バッグを220個ずつ贈った。対象は同市と紀宝、御浜両町、奈良県下北山、上北山両村の計34校。

この日は、同市役所で寄贈式があり、RCの森本健一会長やLCの三角田誠悟副会長ら11人が出席。森本会長と三角田副会長は、倉本勝也市教育長など各自治体の担当者に目録を手渡した。

河上敢二市長は「子どもは地域にとって大事な宝物。毎年寄贈いただきありがたい」と感謝。三角田副会長は「人口減少が進む中、痛ましい事故が1件も起きないよう支えていく」と話した。

同日、市交通安全都市推進協議会など市内4団体も、新入学児に交通安全用品を寄贈。市内の園児66人に色鉛筆や反射材、児童52人には学童傘や交通安全ワークブックなどを贈った。