園児ら完熟大粒イチゴに歓声 卒園記念で農園が招待、四日市の水沢こども園

【イチゴ狩り体験を楽しむ園児ら=四日市市水沢町の「チャットベリー」で】

【四日市】三重県四日市市水沢町のいちご農園「Chat Berry(チャットベリー)」(安田圭吾代表)は12日、同町の水沢こども園を24日に卒園する園児8人を招いてイチゴ狩り体験会を開いた。

園児らは、安田代表(34)から「卒園おめでとう。今日はイチゴをたくさん食べてね」とあいさつを受け、大きな声で「ありがとう」と応えていた。イチゴの茎をはさみで切る要領を教わり、赤く色づいた大粒のイチゴを見つけては摘んでお皿に入れ、通路の椅子に腰掛けておいしそうに頬張っていた。

大粒で甘い品種の「章姫(あきひめ)」をはじめ、「うた乃」「はるひ」など6品種の食べ比べも体験し、「おかわりしたい」「これが一番甘い」などと感想を言い合っていた。

同園の真昌淳心園長(65)は「イチゴが大好きな子ばかりで、この日を楽しみにしていました。貴重な体験になります」、安田代表は「子どもたちに何が人気か感想が聞けて良かった。今後も継続したい」と、それぞれ話していた。

イチゴ摘みは5月6日まで、1日5回各回3組限定(大人10人まで)で要予約、直売もある。予約、問い合わせは同園=電話080(7021)5518=へ。