
【四日市】三重県四日市市内に12カ所目となる市民緑地、すがわら「みどりのさと」市民緑地(2259平方メートル)が、同市菅原町に設けられた。同市民緑地の代表を務める竹内清文さん(72)は「自然と親しめる地域のコミュニケーションの場として、多くの人に訪れてほしい」と呼びかけている。
市民緑地は、市が土地所有者と市民緑地契約を結び、契約で借り受けた土地を市民の憩いの場として利用してもらう。
同町地内の三滝川沿いにあり、しだれ梅や桜、モミジなどの樹木約100本が植わる。緑地への整備や維持管理は地域団体に委託し、大日山自然公園の整備に取り組む「神前里山を守る会」と同町自治会が担う。
このほど開かれた開設式では、地域の人など約30人が集まり、整備活動に尽力した地元関係者の手によって、市民緑地の目印となる看板がお披露目された。
住民の川森真奈さん(30)は「散歩でよくここに来るので、これから桜が咲くのを楽しみにしています」と話していた。