
【員弁郡】日産プリンス三重販売(四日市市)は9日、東員町に電気自動車(EV)「日産リーフ」1台を寄贈した。町は公用車として活用するという。
同町は、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指すと宣言し、目標達成に向けた取り組みを進めている。この宣言に賛同した同社が、企業版ふるさと納税の制度を活用し、EVを贈った。
贈呈式は同町長深のイオンモール東員で行われた。日産リーフは走行中に排気ガスを出さない上、災害時の電力源として活用できる。菅野亜紀子社長から車の鍵のレプリカを受け取った水谷俊郎町長は「日産リーフを活用して、さらに取り組みにまい進していく」と礼を述べた。