出荷自粛要請を解除 南伊勢町産マガキで三重県

麻痺性貝毒の量が国の基準を下回ったことを受け、三重県は7日、旧南勢町海域(南伊勢町)産マガキの出荷自粛要請を解除した。ヒオウギガイの出荷自粛要請は継続する方針。

県によると、週1回の検査で「3回連続規制値以下」とするガイドラインの要件を満たしたことを受けて解除した。県は1月30日から、同海域の養殖業者に出荷の自粛を要請していた。

一方、ヒオウギガイは過去3回の検査でいずれも規制値を超える貝毒が検出されたという。次回の検査は今月13日を予定しているが、解除は最短でも27日ごろとなる見通し。