伊勢新聞

秋の三重県大会地区予選を廃止 県高野連、熱中症対策で 夏秋「完全2部制」に

三重県高野連は6日、2025年度の県大会(硬式)日程を発表した。熱中症対策で日程や試合数を大幅に見直し、秋の県大会については、例年8月中旬から実施してきた地区予選を廃止して、8月末からのトーナメントに一本化する。

夏~秋の県大会は原則として午前9時からと午後3時半からの「完全2部制」を導入。夏の甲子園につながる第107回全国高校選手権三重大会は、7月4日に四日市ドームで行う開会式に続き5日から津球場、ダイムスタジアム伊勢、ドリームオーシャンスタジアム、くまのスタジアムで試合開始。決勝は26日午前9時から、津球場で予定している。

春の甲子園につながる、第78回秋季東海地区高校三重県大会では、昨年まで県内3地区に分かれて行ってきた地区予選の開催を取りやめる。暑さのピークを迎える8月の試合を極力避ける狙いで、県大会の1回戦は8月末、各校グラウンドで行う。

硬式野球の今年の県大会予定は次の通り。

春季県大会(4月12~27日・津球場ほか)▽全国高校選手権三重大会(7月5~26日・津球場ほか)▽秋季県大会(8月28~9月28日・津球場ほか)