伊勢新聞

1千万円詐欺被害 暗号資産投資 鈴鹿の男性、SNSで女性と知り合い

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は5日、鈴鹿市の50代男性がSNS(交流サイト)で知り合った女性名の人物に、約1千万円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は昨年5月ごろ、SNSで知り合った女性名の人物にLINE(ライン)で暗号資産への投資を勧められ、7月までに6回にわたって暗号資産約200万円分を購入。投資名目として、指定されたアドレスに送金した。

投資の利益を現金化しようとした男性は、税金や保証金を払うよう指示され、同年7月―9月、さらに約800万円分の暗号資産を送金。それでも利益を現金化できず、男性が同署に相談した。