一生懸命作ったひな人形 亀山で展示、「エイド」の子どもら

【手作りひな人形を作った子どもら=亀山市東御幸町のSC「亀山エコータウン」で】

【亀山】三重県亀山市東御幸町と能褒野町、関町木崎の3カ所で運営する「児童発達支援放課後等デイサービス・エイド」(山本千春代表)に通所する子どもらの「手作りひな人形展」が3日から、同市東御幸町のショッピングセンター「亀山エコータウン」で始まっている。7日まで。午前10時―午後7時。

エイドには、5歳の年中園児から高校3年生まで男女計59人が通所。ゲームや読書、畑での野菜の収穫体験などを通じて、子どもらの成長を支援している。

同展には、段ボールで作った高さ約80センチの内裏(だいり)びなや新聞紙を活用したひな人形計23体のほか、牛乳パックの表と裏のシールを剥がし、中の紙をミキサーで細かく砕き、紙すきした和紙で作ったつるし雛20点を展示している。

つるし雛を作った中学1年生の三浦大志さん(13)は「紙すきは、水が冷たくて苦労した」、小学5年生の國分愛留さん(11)は「初めて紙すきは楽しかった。つるし雛も上手く作れた」と語った。

エイドの杉本義幸管理責任者は「子どもらが一生懸命作ったひな人形を、多くの人に見てもらうことで、子どもらの励みになる」と話していた。