伊勢新聞

市役所LED化、あと2億円必要 鈴鹿市議会一般質問

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会2月定例議会は4日、本会議を再開。議案質疑の後、藤浪清司(公明党)、藤井栄治(市民の声)、中西大輔(同)、加藤公友(新緑風会)の4議員が一般質問した。

この中で、公共施設のLED化について、奥西真哉政策経営部長は「現時点における試算では、(市役所本館の未施部分で)おおよそ2億円を要する見込み」と明らかにし、「財政負担の平準化を図り、国の補助金などを活用しながら計画的に進めたい」と答弁した。藤浪議員の質問に答えた。市によると、消防署や上下水道局庁舎は全面的に完了しているが、公民館や地区市民センターなど210施設のうち、8割は未完了という。

そのうち、市役所本館は1、2階のみ実施済みで、小中学校については普通教室を中心に進めている。

国の政令改正により、水銀による健康被害や環境汚染を防ぐため、令和9年末までに全ての一般照明用蛍光灯の製造や輸出入が禁止される。