
【亀山】三重県の亀山市野登地区の活性化を目指す「野登まちづくりサポーター」(丹賀ひとみ代表・25人)が主催するイベント「野登のみんなよってかんせ」が2日、同市両尾町の野登地区コミュニティセンターで開催され、子どもから大人までの地域住民約300人でにぎわった。
市地域活性化支援事業交付金を活用。野登地区まちづくり協議会が協力した。
野登地区に関わる人らで構成する同サポーターは昨年から、人口減少や高齢化、耕作放棄地、空き家が進む同地区の課題に対し、住む人や訪れる人が楽しみ、にぎわいにつなげるためのアイデアを検討する会議サロンを実施してきた。
今回のイベントは、会議サロンの意見を反映し、「皆でふるさと『野登』を楽しもう」をテーマに、地元野菜や焼きいもの販売、日用品のフリーマーケットのほか、缶バッチやハスの花托を作る「ワークショップ」、豚汁の振る舞いなど世代を超えて楽しめる趣向にした。
サポーターの男性は「想定していた以上の人らでにぎわい、皆さん楽しんでいただけた」とし、「野登が好きな人、まちづくりに興味のある人など、わたしたちと一緒に野登地区の未来を描きましょう」とサポーターへの参加を呼びかけている。
問い合わせは同協議会=電話0595(85)0001=へ。