立民三重県連代表に下野氏 参院選「議席取りにいく」 津で定期大会

【定期大会後の記者会見で抱負を述べる下野代表=津市羽所町で】

立憲民主党三重県連は1日、津市羽所町のアスト津で定期大会を開き、中川正春代表の後任に下野幸助衆院議員=三重2区=を充てるなどの役員選出案を承認した。任期は次期大会までの約1年間。

下野氏は大会後の記者会見で、今夏の参院選三重選挙区(改選数1)に同党公認で立候補を予定する小島智子県議(64)の支援に注力すると強調。「議席を取り、政策を実現していく」と述べた。

下野氏は鈴鹿市選出の県議などを経て昨年10月の衆院選で初当選し、1期目。県連代表は昨年11月まで前衆院議員の中川氏が務め、以降は三谷哲央県議が暫定代表となっていた。

県連によると、副代表には福森和歌子衆院議員=三重1区、1期=を再選したほか、新たに小島氏を加えて2人体制とした。幹事長には三谷氏を選出。松田直久代表代行は顧問に就いた。

大会であいさつした小島氏は、参院選への立候補について「簡単な決断ではなかったが、国の状況を見て今がチャンスだとの思いで決意した」と強調。「最後まで頑張り抜きたい」と語った。