
【津】三重県の津市は春の火災予防運動(7日まで)初日の1日、同市藤方のボートレース津で「消防フェア」を開いた。クイズやファッションショー、消火体験など屋内外でイベントがあり、親子連れら約1800人(主催者発表)が来場した。
地域の防火対策を推進しようとこれまで消防署単位で開いていたフェアを同市に本社を置くおやつカンパニーの協力を得て消防本部全体で初めて開催。同社のキャラクター「ホシオくん」に一日消防長を委嘱した。
ツッキードームでは火災に関する〇×クイズや消防署員らが救助服や防火衣、水難救助服を着て歩くファッションショーなどがあった。屋内外のイベントブースではミニ防火服を着る体験やAED(自動体外式除細動器)体験、消火体験やはしご車による救助の実演などがあった。
市内の増子真利子さんは文大さん(8つ)と京助ちゃん(3つ)と来場し「消防車が好きなので来た。場所が分かりやすく駐車場の心配がないので来やすい。家ではストーブにタオルが落ちたりしないよう気をつけている」と話した。
