伊勢新聞

人物生き生きと描く イーゼルの会が作品展 三重・玉城町

【個性豊かな人物画などが並ぶ会場=玉城町宮古のギャラリーボナール伊勢玉城館で】

【度会郡】三重県玉城町宮古のギャラリーボナール伊勢玉城館で、「イーゼルの会」の作品展が開かれている。伊勢志摩地域などの絵画愛好家14人が、油彩や水彩、パステル、木炭で描いた人物画を中心に計47点が展示されている。9日まで。

同会は人物デッサンの勉強会として、約15年前に発足。志摩市浜島町の生涯学習センターで月1回、友人や知人、町で出会った外国人など多彩なモデルを迎え、作品制作やモデルとの交流を楽しんでいる。

同展には、トランペットやチェロを演奏する人、法被姿の女性、ヨガインストラクター、パン職人など、個性豊かな人物を生き生きと表現した作品のほか、静物画や風景画も並ぶ。

同会事務局の黒島瑞穂さんは「同じモデルでも作者によって表現が違うので、それぞれの個性を楽しんでもらいたい」と話していた。