
【亀山】三重県亀山の市民サークル「亀山ボタニカルアートみゆき会」(山口里香共同代表)による「ボタニカルアート展」が、亀山市御幸町の市立図書館で始まっている。3月2日まで。午前9時―午後8時。
同みゆき会は、市中央公民館の「ボタニカルアート講座」の修了生らで2年前に結成。会員17人は毎月1回、植物画家の伊藤みゆきさん(稲沢市在住)の指導で教室を開き、作品作りを楽しんでいる。
ボタニカルアートは、水彩絵の具で、身近な花や葉、野菜や果物を実寸で正確かつ細密に描く「植物画」。
会場の同館文化情報プラザには、伊藤さんが描いた「シクラメン」や会員らが描いた野菜「ナス」や「カボチャ」のほか、花「アザミ」や「ポピー」など計37点が並ぶ。
70の手習いとして約9カ月前に入会した同市みどり町の小林洋子さん(71)は「主に植物や葉を描いている。絵を描いている時間は、無になり集中できて楽しい」とし、「自分が描いた作品に、伊藤先生が少し手を加えて、濃淡の深みのある立体的な作品に仕上げていただいている」と話していた。
展示期間最終日の3月2日午前9時半から、ボタニカルアート体験会を開く、参加費500円(税込み)。申し込み、問い合わせは同館=電話0595(82)0542=へ。