伊勢新聞

私募債11件6億9000万円を受託 33銀、6件は社会貢献型

【四日市】三十三銀行は25日、私募債11件(6億9千万円)を受託したと発表した。公表分の内訳は、同行保証分が、船舶用電磁クラッチ製造業「森田鉄工所」(鳥羽市池上町)の3千万円、管工事業「アズマ」(四日市市川島町)の3千万円、一般廃棄物収集運搬業「中央クリーンメンテ」(四日市市楠町)の5千万円、介護福祉業「フォーシーズン」(愛知県名古屋市東区白壁一丁目)の5千万円、製造業「日興薬品工業」(愛知県名古屋市天白区原二丁目)の1億円、建築資材卸売業「イナモト」(大阪府堺市中区平井)の1億円、釣りエサ製造業「浜市」(和歌山県日高郡みなべ町)の5千万円、製造業「豊國工業」(大阪府大阪市天王寺区上本町六丁目)の1億円、信用保証協会保証分が、不動産販売業「ブルーボックス」(愛知県稲沢市正明寺二丁目)の1億円。

本件受託分のうち、「森田鉄工所」「アズマ」「中央クリーンメンテ」「フォーシーズン」「浜市」「ブルーボックス」の六件(3億1千万円)は「社会貢献型私募債『ともに、羽ばたく。』」での受託。同私募債は、持続可能かつ包摂性のある社会の実現に向け、同行が受け取る私募債発行手数料の一部(物品または金銭)を、SDGsの目標達成に向けて取り組む組織・団体(学校や福祉施設、NPO法人など)に対して寄贈するもの。