
【津】三重県津市白山町の文化活動を発表する「第19回白山地域文化祭」(同祭実行委員会と白山文化協会主催)が22、23日の両日、同町の白山総合文化センターであった。作品展示や舞台発表に多くの人が訪れた。
同協会で活動する20団体と一般の参加者が日頃の成果を発表。作品展示では、生け花▽アレンジメント▽水墨画▽洋画▽俳句―など約70点を並べた。
23日の舞台発表では大正琴、フラダンス、和太鼓、コーラスなどの団体が演奏や演舞を披露。「倭雅楽継承会」は20―80代の会員6人が竜笛、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)、太鼓で「豊栄の舞」「雞(けい)徳」の2曲を演奏し、みやびた音色を響かせた。
この日はボランティアグループ「ひまわりの会」による喫茶コーナーや白山高校茶道部の抹茶コーナー、生け花と水墨画の体験教室もあった。
同協会の大西恒郎会長(76)は「白山地域の文化振興と絆づくりを図る行事。寒波と重なり心配したが多くの人に来て頂けた」と話した。