
三重県内の経済団体などでつくり、脱炭素社会の実現を目指して県民に啓発活動を行う「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」(小川謙会長)は21日、京都市左京区の関西電力蹴上発電所などで、本年度最後となる「E&E(エネルギー・環境)フォーラム」の現地研修と修了式をした。
同フォーラムは、本年度で9年目を迎え、エネルギーや環境問題について自らの問題と捉え、考え行動する人の輪を広げようと、経済界、労働界、女性団体などの会員を対象に開催。
今期は、昨年7月に開講し、これまでエネルギー問題に詳しい有識者を講師に迎えた講座を2回、現地研修を1回開催してきた。
最終日のこの日は2回目の現地研修として、再生可能エネルギー施設である蹴上発電所を見学。16人が参加し、水資源を利用した水力発電設備について学んだ。
見学後はこれまでの研修内容をグループ討論で振り返り、エネルギー・環境問題について、それぞれの思いを発表した。
最後に修了式があり、奈須庄平事務総長から受講者に修了証と記念品が手渡された。