俳句や銅板工芸など100点展示 四日市で熟年クラス31期会 三重

【会員らの成果が並んだ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスを修了した31期会(所卓男会長)は22、23両日、同市安島の市文化会館第3展示室で「第8回作品展」を開いた。会員27人と講師2人による俳句、俳画、銅板工芸、水墨画の4部門と自由作品合わせて約100点を展示した。

「新品の手袋に脈流れ込む」の自作句に毛糸玉の絵を添えた俳画、細密に刻んだ銅板工芸作品「京都法観寺八坂の塔」や「弁財天」、墨の濃淡で生き生きと表現した水墨画「龍の棲みか」などが並んだ。また、天体写真撮影の10年間の集大成「星空散歩in三重」などの趣味作品も展示していた。

ウォーキングやグラウンドゴルフ大会など、会員らの活動を紹介する会報展示や、会員有志による、旧東海道の県内七つの宿場を踏破した記録も並べた。所会長(82)は「『人生謳歌』を生活目標に、楽しみながら創作した成果です」と話していた。